2020年1月28日火曜日

令和元年度補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業」

令和元年度補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の事務局の公募要領が中小機構のウェブサイトで公開されていました。2020年もIT補助金があるようです。
また事務局向けの公募要領しか公開されていないため詳しいことはわかりませんが、参考資料の公募要項を見ますと、今年はA型・B型といった分類はなく、補助率1/2・上限450万円の1種類のみとなるようです。




(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009yg7.html

令和元年度補正予算「小規模事業者持続的発展支援事業費補助金(小規模事業者持続化補助金事業)」

令和元年度補正予算「小規模事業者持続的発展支援事業費補助金(小規模事業者持続化補助金事業)」の事務局の公募要項が中小機構のウェブサイトに載っておりました。2020年も持続化補助金があるようです。
例年通りの一般型(上限50万円)に加えて、ビジネスコミュニティー型(上限50万円)という枠があるようです。公募要項によりますと、「間接補助事業者の うち地域の若手経営 者等又は女性経営者 等のグループによる 取組等の経費」となっております。



(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009ydv.html

令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」

令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」の事務局の公募が中小機構のウェブサイトで出ておりました。2020年も「ものづくり補助金」があるようです。
まだ事務局の公募要領しか出ておりませんが、参考資料の公募要項を見ますと、昨年まであった「小規模型(上限500万円)」が無くなって、「一般型(上限1,000万円)」と「グローバル展開型(上限3,000万円)」になるようです。その他、ビジネスモデル構築型(上限1億円)というものもあります。
「一般型(上限1,000万円)」と「グローバル展開型(上限3,000万円)」に関しては、小規模事業者が補助率2/3に対して、中小企業は補助率1/2となっております。リソース的に高額な外部コンサルを利用しづらい小規模事業者にとっては、中小企業と同じ土俵で戦わなければならないという厳しい状況になりそうですが、その代わり採択されれば補助率で優遇されるということのようです。






(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009ybj.html

2020年1月12日日曜日

ロール曲げ加工の(曖昧な)専門用語について

ロール曲げ加工に関する専門用語がいくつかあります。中には正式な用語ではなく、職人たちが長年使ってきた曖昧な言葉が含まれることもしばしばです。



Φ(まる、ふぁい、ぱい)
直径のこと。ギリシャ文字のΦ(ファイ)に似ているのでPCではΦで表すことが多い。
円周率のπとの混同からなのか、ぱいと呼ばれることが多い。

R(あーる)
半径のこと。英語で半径を意味するRadiusの頭文字。

L寸(えるすん)
パイプでいう長さのこと。英語で長さを意味する(Length)の頭文字。

高さ(たかさ)
L寸と同じ。工場のタンクなど、垂直に設置される状態を想定するとイメージしやすい。

H(えいち)
恐らく高さ(Height)の頭文字から来ていると思われる。

継目(つぎめ)
板を曲げてパイプ状にした時の円の繋ぎ目のこと。

R曲げ(あーるまげ)
完全な円ではなく、半円など任意の角度分だけ曲げる加工。

長手(ながて)、幅(はば)、L(える)、長さ(ながさ)
4つとも人によってL寸を意味したり円弧を意味したりする。誤解が生じやすく、特にR曲げの場合は曲げ方向が違ってしまうので非常に注意が必要。なお余談だが、Hという記号を使っている人の中には、Hは幅(Haba)の頭文字だと思っている人もいるかもしれない。

表(おもて)、裏(うら)
パイプ形状をイメージして、一般的には外径面が表、内径面が裏になる。ただし、R曲げの場合は外径面が製品の裏側に隠れることもあるので、どちらが表でどちらが裏なのか誤解が生じやすい。曖昧さがない表現としては、外径面・内径面や、外R側・内R側などの呼び方がある。

リング曲げ(りんぐまげ)
指輪のようなリングをロール曲げで作るという意味で使う人と、円盤のようなリングをフランジ曲げで作るという意味で使う人がいる。誤解を生じやすいので使わない方が無難。

パイプ曲げ(ぱいぷまげ)
パイプを曲げるという意味で使う人と、板を曲げてパイプを作るという意味で使う人がいる。前者の方が一般的な使われ方なので、ロール曲げを意図してのパイプ曲げという呼び方はしない方が無難。

半割(はんわり)
一般的にはパイプを半円2つに割った形状のことを指す。

縦割り(たてわり)、横割り(よこわり)
横に寝た状態のパイプをイメージしているのか、垂直に立った状態のパイプをイメージしているのかによって意味が変わってしまう。半割を意味する場合と、L寸を分割する場合と、両方が考えられるので注意。



長く業界に携わっている方ほど自分の呼び方が当たり前だと思っているので、誤解が生じやすくなります。加工間違いを防ぐためには、できるかぎり簡単でも良いので絵を描いて曖昧さを無くすことが必要です。

2019年8月10日土曜日

取鍋用フォーマーの製作

鋳造所様向けの取鍋用フォーマーを製作させていただきました。
簡易的な2次元図面をいただいて、ヒアリングをしながら製缶用図面を製図、板金展開、簡易な紙模型を作って展開の確認、材料切断・曲げ・穴あけ・溶接・グラインダー仕上げ、組み立て、という工程での対応です。
また、今回は一部の形状が複雑だったこともあり、3D-CADも利用して寸法確認を行いました。
もっと高度な3D-CADソフトを持っていればより効率的に製作できたのではないかと痛感しております。一品ものの受託生産が多い製缶板金業ではITによる自動生産は難しいとは思いますが、人間を補助する目的でのIT利用は必須で、弊社のような小さな町工場でも積極的に進めていく必要があると感じさせられました。



2019年7月4日木曜日

高精度・難加工技術展 2019 への出展のお知らせ

来る2019年9月4日(水)~9月6日(金)にパシフィコ横浜で開催される「高精度・難加工技術展 2019」へ出展させていただく運びとなりました。

展示会では昨年のものづくり補助金を使って自動化を図った「極厚ロール曲げ加工」の技術を紹介する予定です。

弊社以外にも静岡県内の様々なものづくり企業が「静岡県中小企業団体中央会 静岡県ものづくり支援センター」ブース内に集まっております。
https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/visitors.html

ぜひ皆様にお立ち寄りいただけますと幸いです。


2019年5月18日土曜日

混合ガスを使用する半自動溶接機の導入

溶接工程の効率化を図るため、新しい半自動溶接機を導入いたしました。
電圧を測定しながら自動的に調整する機能がついており、さらに混合ガス(アルゴン:80%、CO2:20%)を使用することでスパッターが極力抑えられるようになっています。


右側が今回導入した溶接機です。
弊社はロール曲げ加工が専門ですが、溶接を含めた製缶加工にも対応しております。

今後ますます人手不足が進んでいく中、どのように効率化を図るかが死活問題になってくるはずです。お客様の納期のご要望にお応えできるよう、これからも積極的に新しい技術を取り入れながら努力を続けてまいります。