2016年7月22日金曜日

ロボットに負けない会社

我が子を「ロボットに負ける人間」にしてしまう親の特徴5、という記事を読みました。

【人のいいなりのロボット人間の育て方】

(1)子どもに選ばせず、親が正しいと言ったものに決めさせる
(2)いつもうまくいく方法を教え、失敗させない
(3)できないことや失敗しそうなことは、先回りしてやってあげる
(4)子どもの言動に反応しない・無視する
(5)子どもを大人の劣った存在とみなし、馬鹿にする

これを反面教師とすれば、ロボットに負けない子どもに育てられるとのことです。

試しに少し言葉を置き換えてみました。

【人のいいなりのロボット社員の育て方】

(1)社員に選ばせず、社長が正しいと言ったものに決めさせる
(2)いつもうまくいく方法を教え、失敗させない
(3)できないことや失敗しそうなことは、先回りしてやってあげる
(4)社員の言動に反応しない・無視する
(5)社員を社長の劣った存在とみなし、馬鹿にする

こうしてみると、中小企業の社員教育にも当てはまりそうです。

さて、先日ソフトバンクがイギリスのARM社を買収したことで話題となりました。孫社長は、直近の株主総会で「向こう30~40年内にコンピュータの人工知能が人類を凌駕する。40億年の生命の歴史の中で、初めて人類を超える超知性が誕生する」と言っています。その流れを見越して、核となる技術を持つARM社を3兆円もの金額で買収したとのことです。

また、別の日にはDeNAとヤマト運輸が「ロボネコヤマト」という開発プロジェクトを共同で行うことを発表しました。最初はDeNAの最適経路計算技術をヤマト運輸の配送に利用するところから始めて、いずれは自動運転配送も視野にしているとのことです。

自動運転が実現したら、将来は「運転手」という職業はなくなってしまうのかもしれません。
幸いなことに、弊社で行っているロール曲げ加工は多品種少量生産で職人的な要素も強いため、ロボットに置き換えられてしまうには比較的時間がかかると予想できます。
しかし、いずれシンギュラリティー(人工知能が人間の知能を超える瞬間)が来るとするならば、遅かれ早かれ同じ運命なのかもしれません。

職種によってロボットに置き換えられやすいかどうかは違うと思いますが、どんな職種でも、上で出てきたようなロボット社員は真っ先にロボットに置き換えられてしまうでしょう。なぜなら、同じ仕事をするのであれば、疲れを知らないロボットの方が会社にとってメリットが大きいからです。

また、ロボット社員ばかりいるロボット会社は、事業を続けていくことはできないでしょう。そんな会社に仕事を出すよりロボットを導入した方が効率がいい、となってしまうからです。

ロボットに負けない会社になるために、そして社員自身のためにも、危機意識を持って社員教育に取り組まなければと感じさせられました。

(参考)
我が子を「ロボットに負ける人間」にしてしまう親の特徴5
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160703-00018363-president-bus_all&p=3

ヤマト運輸とDeNA、自動運転配送も視野の「ロボネコヤマト」始動
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/072002150/

2016年7月21日木曜日

ブログ→Twitter連携の再設定

先日、ブログを投稿したら自動的にTwitterにツイートされるように設定をしました。

ブログ → Twitter
・ブログ記事を書けば自動的にTwitterに投稿(そして上の設定があるのでさらにFacebookに投稿)
・実際には、ブログ → Feedburner → Twitterという流れ
・Feedburnerにブログのフィードを登録して、Publicize設定でTwitterと連携

この設定で1度はうまく動作したのですが、ここ数日は自動ツイートがされない状態が続いてしまっていました。
ネットで調べてFeedburnerの設定をいろいろ変更してみたのですが、解決できず・・・。

特にFeedburnerにこだわりがあるわけではなく、時間がもったいないのでIFTTTというサービスに乗り換えることにしました。

Feedburnerと比べて良いと感じたところは、IFTTTはログを表示する機能です。
例えば何分前にフィードのチェック+自動ツイートが実行されたのか、といったことがわかります。

Twitter以外にもいろいろと連結できるようなので、また時間がある時に試してみたいと思います。

らせん曲げ

一般的に、ロール曲げ加工では鉄やステンレス、アルミ、チタンなどの金属の板を円筒状に曲げます。


上の写真に写っている白いものがステンレスの円筒とテーパー管(上下で直径の違う筒)です。
また、写真の黒い方(鉄)の加工品のように、半円に満たないような形状もあります。

そんな中、時々珍しい加工の依頼が入ることがあり、「螺旋(らせん)曲げ」もその一つです。


らせん階段のてすりやスクリューの部品などに使われます。

一方、こちらはさらに珍しく、らせんのテーパー管です。


さらに、らせんで、テーパーがついていて、曲げ半径が段々変わっていくという世にも珍しい形状に曲げたこともありました。



弊社の経営理念には「円筒成型技術で社会の発展に貢献し、・・・」という文言があります。
今後も技術力を高めて、難しい円筒曲げのニーズにも応えていきたいと思います。

2016年7月18日月曜日

極厚ロール曲げ

小さな町工場である弊社ですが、日本で弊社にしかない「極厚ロール曲げ加工」という技術があります。



20年ほど前、特定のニーズに応えるために特別な機械を導入し、独自の曲げ加工技術を磨いてきました。
一般的にロール曲げ加工というと厚みが1mm~20mm程度の金属板を曲げるのですが、弊社では厚み70mmまで曲げることが可能です。

自分のことは自分では気づきにくいとよく言われます。弊社がこの技術の特異性に気づいたのも、補助金に挑戦した時に商工会の経営指導員の方に指摘して頂いたことがきっかけでした。
おかげさまでその補助金に採択されてパンフレットやウェブサイトを作成することができ、現在も一生懸命PRをしているところです。

詳しくは極厚ロール曲げ.jpをご覧ください。

2016年7月2日土曜日

第1回富士市CNF研究会

先日、第1回富士市CNF研究会に参加してきました。



CNFとは、Cellulose Nano Fiber(セルロースナノファイバー)の略で、いま注目を浴びている新素材です。原料は紙と同じパルプで、その中に含まれる非常に細い繊維を取り出して作られます。

主な特徴は以下の通りです。

・通常はゲル状
・固めると鉄の5倍の強度になり、重さは1/7しかない

製品への応用もどんどん進んでいます。
例えば、繊維が非常に細いという特徴を利用し、消臭物質を吸着させることで消臭機能をつけたオムツなど。こちらはすでに発売済みです。

その他、以下のような製品への応用が研究されています。

・車のボディー
・タブレット、スマホなどの端末(CNFで透明のシートを作り、その上に電子回路を作って、「クルクル巻いてポケットに入れることができるタブレット」を作る等)

また、植物の繊維が原料なので、雑草や野菜の絞りかすからも作ることが可能です。
植物由来のためリサイクルもしやすく、環境にもやさしい夢の素材とも言われています。

富士市は紙のまち。同じ植物由来の物質ということで、次の産業として期待大です。

ただ、今後普及するには価格が下がることが重要とのこと。

そのためには大量生産によるコストダウンが必要で、そうなるためには大量生産するためのメリット、つまりCNFを使う製品が増えなければなりません。
一方で、価格が高いので応用製品の開発が進まない・・・という「卵が先か鶏が先か」といった状況もあるようです。

紙のまちからCNFのまちへ。

新しい産業の立ち上がりに当社としても何か役に立てることはないか、引き続きアンテナを張っていきたいと思います。

(参考)
“未来の紙”が世界を変える!? ~日本発・新素材の可能性~
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3751/1.html