2016年12月3日土曜日

機械に置き換えられる仕事、置き換えられない仕事

最近メディアで何かと話題のAI(人工知能)。
McKinsey & Companyの記事でインフォグラフィックがいくつか紹介されていました。

先に横棒グラフを見ますと、現在アメリカ全体でどのような仕事がどのぐらいの時間費やされているかの割合を表しています。

左のオレンジ色の方から、
・他者の管理 7%
・意思決定、計画策定、クリエイティブな仕事 14%
・ステークホルダーとの交流 16%
・予測できない肉体作業 12%
・データ収集 17%
・データ処理 16%
・予測できる肉体作業 18%です。

一方でその上にある縦棒グラフは、それらの仕事のうち現在のAI技術で機械に置き換えることができる時間をパーセンテージで表しています。

例えば「他者の管理」は9%しかAIで置き換えられませんが、「予測できる肉体作業」は78%も置き換えられてしまうという予測です。

上のグラフは職業で分けているのではなく、仕事内容で比較しています。つまり、どのような職業にもある程度の割合でAIに置き換えられてしまう仕事があることがわかります。

次に、さらに職業別に細かく表したインフォグラフィックです。


一番上の「宿泊施設・食品サービス」は「予測できる肉体作業」の割合が非常に大きい(円が青くて大きい)ため、ほとんどがAIで置き換えられてしまう恐れがあります。次に置き換えられやすいのが製造業です。
逆に一番下にある「教育サービス」はAIに置き換えられる恐れが最も少ないと言えるでしょう。

「〇〇年後にAIに置き換えられる職業」などと言われることが多いですが、同じ職業の中にも置き換えられる仕事、そうでない仕事があります。
経営者としては、効率化を図って会社を成長させるために、AIに置き換えられる仕事は積極的に置き替えるという視点が求められるでしょう。
一方で社員の視点では、会社に必要とされる人材となるにはどうしたらいいのか、AIに置き換えられない仕事を担うにはどのような能力を伸ばせば良いのか、を考えるきっかけになると思います。

ちなみに当社の「ロール曲げ加工」は予測できない肉体作業と予測できる肉体作業のミックスです。単純な円筒は現在の技術でもある程度予測できる(データを入力するとどのように加工すれば良いか数値で表せる)のですが、実際には重力による垂れを考慮しなければならなかったり、機械の個体差があったり、様々な条件が加わって「予測できない肉体作業」になります。別の言葉で言えば職人技ですね。
したがって今のところAIに置き換えられる心配は少ない職業と言えますが、技術の進歩により様々な条件まで考慮して予想できるようになってしまえば置き換え可能です。学生時代に情報科学を勉強した身としてはAIによるロール曲げ加工を見てみたいという想いもありますが、地域の雇用を守る中小企業経営者の立場からすると複雑な気持ちになります。
さて、自分が現役の間にそのような時代が来るでしょうか。

(引用元)
Where machines could replace humans—and where they can’t (yet)

2016年11月12日土曜日

経営力向上計画の認定

当社の経営力向上計画が関東経済産業局長から認定されました。

ITを利用してロール曲げ加工業務の効率化を図る計画です。

小さな会社の小さな計画ですが、一歩一歩成長していきたいと思います。


2016年10月22日土曜日

新卒に人気の意外な業種

ここ数か月、自動運転とUber(自家用車を使って有償で人を運ぶ『ライドシェア』サービス)の話題が多かったことを受け、以前このブログでもタクシー業界の将来について書かせてもらいました。

タクシー v.s. Uber?

自動運転とライドシェアの普及により将来に期待が持てず、さぞかし若い人の採用に苦労しているのかと思いきや、現実はその真逆のようです。

新卒が続々とタクシー乗務員を仕事に選ぶ理由

上の日経新聞の記事によると、新卒でタクシー会社を選ぶ主な理由は

1)休みが多い(月に2回は3連休を取れる)

2)初任給が平均の2倍以上

3)勤務時間の融通が利く

の3点。また、自動運転やライドシェアの台頭によって業界が危機にさらされているからこそ、
逆に「自分たちがこの業界を変えていかなければ」というやりがいを感じられるとのこと。

また、働き方改革が叫ばれる中、新卒一括採用をやめたり週休3日制を検討したりといった企業も出てきているようです。

ヤフー、新卒一括採用廃止 週休3日制も検討中

このヤフーの方針や、新卒がタクシー会社を選ぶ理由の1)と3)を見ていると、新卒世代は「自分の時間を大切にしたい」という気持ちが強いのかなと感じます。

弊社も新卒(若者)の採用を目指していますが、自社の魅力をアピールすることはもちろんのこと、若い世代が求めていることは何なのかをよく知る必要があるのだと改めて感じさせられました。



2016年10月16日日曜日

工場ドアのリニューアル(塗装)

工場ドアのリニューアル(塗装)です!

工場を建ててから数十年、塗装が剥がれ、見るも無残な姿になっていたドアが生まれ変わりました。

ケレン作業で表面の剝がれをキレイにします。
素早い連係プレーです。


グレーの下地を塗ります。
だんだんと無残な姿が消えていきました。


白で上塗りして塗装は完成です。
私も記念に右下の部分を塗らせてもらいました。


文字を描いていきます。
看板屋さんというか、もはやアーティストです。


完成!

 心機一転、会社を発展させるという決意を改めて心に刻みました。

こんな山十佐野製作所で働いてみたいという高校新卒者をまだまだ募集中です。

新卒以外でも興味のある方、まずは工場見学をしてみたいという方、

お気軽に声をおかけください。

タマゴ形ロール曲げ

先日、タマゴのような形のロール曲げ加工を行いました。



途中でR(曲げ半径)が変わるので、通常より加工が難しくなります。


(株)山十佐野製作所では、このような珍しい形状のロール曲げ加工にも果敢に挑戦していきます。

金属の円筒製作でお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

2016年10月3日月曜日

ドアノブ修理

風の強い日、工場入口のドアノブが古くなってしまっているせいで、ドアが「バタン!バタン!」と開いたり閉じたりしてしまっていました。

台風など特に風がひどい時は針金で封鎖することで応急処置・・・。

そんな状況が何年も続いていたのですが、昨年入社した社員がその状況を見て、「直せますよ」の一言。

昔は建築系の仕事に携わっていたので、何度も直した経験があるとのことでした。




早速お願いすると、さすがプロ、わずかな時間で新品へ交換完了です。

こんな特技を持っているとは知らず・・・ある意味もったいないですね。

経営者は「どうやったら社員が能力を最大限に発揮できるか」を常に考えなければならないのだと改めて感じさせられました。








2016年9月10日土曜日

高校新卒者の求人について

現在、高校新卒者(平成29年3月卒業予定)の求人を行っています。

今まで(うちのような小さな会社が新卒なんて・・・)と思っていましたが、一念発起して挑戦を決めました。

初めての試みのため、ルールも勉強中です。

1) 家庭訪問をしてはいけない

心身に障害を持つ新卒者を対象とする場合は例外が認められる可能性があるが、原則は禁止。

2) 学校訪問の規制

原則として勝手に学校に行ってはいけない。学校の事前の了解を得れば、

 ・職務内容の補足説明
 ・求人票に記載できない採用や雇用管理方針等の説明

を行うことは可能。

3) 利益供与の禁止

本人や保護者、その他関係者に金品や利便の提供を行ってはいけない。

4) 文書募集の規制

新聞広告、折り込みチラシ、出版物、ラジオ、テレビ、就職ガイドブック、インターネットなどによる文書募集については、

 ・中卒対象は禁止
 ・高卒対象は6月末まで禁止

7月1日以降の高卒対象に関しては、以下の条件を満たせばOK。

 ・ハローワークにおいて確認を受けた求人である
 ・求人票記載内容と同じ内容である
 ・管轄ハローワーク名と求人受付番号を記載する
 ・応募の受付は学校またはハローワークを通す

5) 職場見学

生徒や保護者等を独自に招待してはいけない(必ず学校かハローワークを通す)。
また、9月16日以前の見学では、面接や適性検査など選考に繋がる行為は禁止。



やはり新卒採用はハードルが高いなというのが正直な感想です。

しかし、だからこそがんばって新卒を雇える会社を目指そうと思います。

さて、ルールに則るということで、

管轄はハローワーク富士、求人番号は22100-229969です。

工場見学も歓迎します。

このブログにもいろいろな写真を載せていますが、やはり実物を見るのが一番。

ロール曲げとはどんな仕事なのか、日本に1台しかない機械とはどんなものなのか、見てから応募するかどうかを決めてもらって構いません。

ハローワークまたは学校を通じてのご連絡お待ちしております。

機械のメンテ

おかげさまで機械の稼働率が上がったせいか、今年は今までより機械の不調が出てきました。

まずは操作パネル。


メーカーによると寿命は10年ほどとのことで、ほぼその通りの年月で表示されなくなりました。
新品と交換です。


次にブレーキ。


分解したところ、パッドが変形してしまっていました・・・。
こちらも新品と交換です。


さらに弊社独自の極厚ロール曲げ技術を支える特注ロール曲げ機。

こちらはシーケンサ、パネルなどの部品を最新のものに取り換えました。

古いシーケンサ

新しいシーケンサ

古いパネル

新しいパネル

特注ということもあってか、比較的大きな電気工事でした。

また、これらの修理とは別に、全ての機械の総点検も行いました。

かなり年数の経った機械もあるので、機械の不具合でお客様に迷惑をかけることがないよう、しっかりメンテしていきたいと思います。

よく会社を維持・発展していくためには適正な利潤が必要だと言われますが、顧客の信頼を得るためには納期を厳守しなければならず、そのためには機械のメンテが必要で、したがって適正な利潤を得て費用を捻出していかなければならない、と改めて思い知らされました。

2016年8月31日水曜日

有効求人倍率が1.37倍に→では正社員有効求人倍率は?

静岡県の公式ホームページで最新の主要統計指標が公開されていました。

『県内の最新主要統計指標(平成28年9月1日)』
http://toukei.pref.shizuoka.jp/mita/documents/toukeishihyou20160901.pdf

現在若い人材を募集している弊社として一番気になったのは有効求人倍率です。

静岡県の7月の有効求人倍率は1.36倍。
職を求めている人1名に対して、1.36社の企業が競争しているということになります。

最近、知り合いの経営者の間でも「人手不足で困っている」という話がよく出てきており、
その通りの統計が出ていました。

ただ、少し調べてみたところ、この有効求人倍率という数値は非正規雇用を含んでいて、
正社員だけの有効求人倍率は(全国で)0.88倍になっているようです。

『一般職業紹介状況(平成28年7月分)について』
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000134437.html

静岡県と全国の有効求人倍率を比較すると、静岡県(1.36倍)に対して全国(1.37倍)ですので、
静岡県の正社員有効求人倍率も全国とほぼ同じ約0.88倍であると推測できます。

厳密には、上の厚労省のページに

「文中の正社員有効求人倍率は正社員の月間有効求人数をパートタイムを除く常用の月間有効求職者数で除して算出しているが、パートタイムを除く常用の有効求職者には派遣労働者や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。 」

と書かれており、派遣や契約社員を敢えて望む方達を除くと
もう少し高い数値にはなるようですが、それでも恐らく1倍未満でしょう。

つまり、正社員だけに注目すれば、必ずしも人手不足だとは言えない統計データが出ています。

弊社のような小さな町工場にとっては、倍率1倍でも若い人材を採用するのは難しいのですが、
1.36倍よりはわずかでも希望を見い出すことができました。

2016年8月20日土曜日

タクシー v.s. Uber?


Certifyによると、ビジネスでの旅行において、2014年の第二四半期にはタクシーが73.7%、Uberが25.96%、Lyftが0.34%だったのに対し、2016年の第二四半期にはUberが72.53%、タクシーが22.27%、Lyftが5.2%になっているとのこと。

なんと、この2年間でタクシーのシェアは50%も奪われてしまっています。

日本ではまだUberやLyftのようなライドシェアサービスが浸透していないので信じられない数字ですが、北米ではすでにこのような状況になっているようです。
元々ヒッチハイクという文化があるからかもしれませんね。


http://www.digitaltrends.com/cars/taxis-rental-cars-uber-lyft-business-travel-shift/ より

Uberに関しては、このようなニュースも出てきています。

「ウーバー、無人タクシー実験 自動運転開発を強化 」

”米ライドシェア(相乗り)大手ウーバーテクノロジーズが自動運転技術の開発を加速している。米自動運転関連ベンチャー、オットーを買収、月内に米で無人タクシーの実験も始める。メーカーなどが自動運転車を使い競合サービスを始める可能性が高いとみて、サービスの実用化で先行する狙いがある。”

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H13_Q6A820C1MM0000/ より

Uberによってタクシー運転手の職が危機にさらされていると思っていたら、今度はUberの運転手も自動運転の普及で職を失う可能性が出てきたようです。

記事にもある通り、Uberだけではなく各自動車メーカーも自動運転の研究開発を進めています。
安全な自動運転車が完成したら、タクシー会社も導入していくでしょう。

ということは、今はタクシー v.s. Uber という対決構図になっていますが、いずれはどちらも「無人タクシーの配車サービス」に行きつくと思われます。

そう考えると、もはや運転手という職業は消えゆく運命から逃れられないのかもしれません。

人工知能の発達によって、タクシー業界だけではなく様々な職業に影響が出てくるでしょう。
幸いなことに、少量多品種で様々な形状を加工するロール曲げが自動化されるのは遠い未来のことだと思われます。
しかし、もしかしたら急にUberのような存在が現れるかもしれないという危機意識は持っているべきだと感じました。

2016年8月19日金曜日

SUS極厚ロール曲げ

SUS304、板厚45mm、直径およそ1,000mm、幅300程度の円筒を曲げました。



弊社独自の極厚ロール曲げ技術による加工品です。

プレスブレーキでの曲げ加工と比較すると、つかみしろが不要で溶接も1シームで済むため、お客様のコスト削減に貢献できます。

製紙機械や建設機械など強度を必要とする部品を製作していて、

「今はプレスブレーキなどの方法で作っているが、コスト削減方法を探している」といったニーズはございませんか?

ぜひ弊社の極厚ロール曲げ加工をご検討ください。

2016年8月17日水曜日

超ジュラルミンのロール曲げ加工

先日、とある企業から超ジュラルミン(A2024)のロール曲げを依頼されました。

実際に曲げた方がいないかと、知り合いの金属加工業の方々に聞いて回りましたが発見できず。「曲がらない(折れてしまう)のでは?」という声が多数でした。

さらにネットで調べてみても、「先に熱処理をしないと折れてしまう」との情報ばかり。

そうした中、「航空機は調質されていない生の超ジュラルミンを曲げて、後から調質している」との情報を見つけて希望を持ちかけましたが、残念ながら生の超ジュラルミンは市場には出回っておりませんでした。

となると、調質された超ジュラルミンを仕入れて、熱処理を行って生の状態に戻し、曲げ加工後に再度調質処理をする方法しかありません。

コストも納期もかかってしまうなぁと思っていたところ、ある金属加工業者の方が「調質のままでもイケると思うよ。うちに小片があるから持っていって試してみたら?」とおっしゃってくださいました。

実際にはその小片は小さすぎて曲げることはできなかったのですが、「小さい板で試してみればいい」という簡単な事実に気づきます。

早速探してみると、ネットでA4サイズぐらいの超ジュラルミンの板を販売しているサイトを見つけました。

そして実際に曲げてみると・・・

今回の板厚、曲げ径、板幅の条件では全く問題ありませんでした。




というわけで、山十佐野製作所では特殊な金属のロール曲げ加工にも果敢に挑戦していきます。

もしそういったご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。

P.S.
今回の件で相談に乗ってくださった方々、情報を提供してくださった方々に、この場で感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。

2016年8月13日土曜日

同友会まつり

中小企業家同友会の富士支部では、今年も同友会まつりを開催いたします。


日時 平成28年9月11日(日曜日)
会場 中央公園 イベント広場...
開会 午前10時  閉会 午後3時

出店内容
焼きそば 唐揚げ ポップコーン
餅 缶飲料
とうもろこし つくね 焼き鳥
そば フランクフルト
(外部出店)駿香楼 喰物問屋 ヤマカ水産 藤太郎 ふじ山こどもおもちゃ病院 ポン菓子 他

<プログラム>
 10:00  まつり開始
 10:30  よさこい(龍神華)
 11:00  チアダンス(C-STAR)
 11:30  トランペット演奏(富士信用金庫 山田支店長)
 12:00  バンド演奏(Cool beat)
 13:00  投げ餅
 14:00  抽選会
 15:00  閉会

ぜひお越しください。
皆様のご来場お待ちしております。

2016年8月2日火曜日

富士ニュース掲載

2016年8月2日付の富士ニュースで弊社のことを紹介して頂きました。

今年の1月に承認された経営革新計画についての記事です。


弊社では、長年プラント部品製作で培ってきた独自技術(極厚ロール曲げ)を利用し、回転貫入鋼管杭という建設部品の加工を行っています。

この経営革新計画の目的は、その加工データを蓄積することで標準化を進め、品質と納期を安定させることです。また、そのように技術力を高めることでさらなる販路拡大も目指していきます。

今回で新聞への掲載は2度目となりました。

ちょうど1年程前に日経新聞の県内版で紹介して頂いております。


今後もさらなる挑戦を続けて社会に貢献していきます。

2016年7月22日金曜日

ロボットに負けない会社

我が子を「ロボットに負ける人間」にしてしまう親の特徴5、という記事を読みました。

【人のいいなりのロボット人間の育て方】

(1)子どもに選ばせず、親が正しいと言ったものに決めさせる
(2)いつもうまくいく方法を教え、失敗させない
(3)できないことや失敗しそうなことは、先回りしてやってあげる
(4)子どもの言動に反応しない・無視する
(5)子どもを大人の劣った存在とみなし、馬鹿にする

これを反面教師とすれば、ロボットに負けない子どもに育てられるとのことです。

試しに少し言葉を置き換えてみました。

【人のいいなりのロボット社員の育て方】

(1)社員に選ばせず、社長が正しいと言ったものに決めさせる
(2)いつもうまくいく方法を教え、失敗させない
(3)できないことや失敗しそうなことは、先回りしてやってあげる
(4)社員の言動に反応しない・無視する
(5)社員を社長の劣った存在とみなし、馬鹿にする

こうしてみると、中小企業の社員教育にも当てはまりそうです。

さて、先日ソフトバンクがイギリスのARM社を買収したことで話題となりました。孫社長は、直近の株主総会で「向こう30~40年内にコンピュータの人工知能が人類を凌駕する。40億年の生命の歴史の中で、初めて人類を超える超知性が誕生する」と言っています。その流れを見越して、核となる技術を持つARM社を3兆円もの金額で買収したとのことです。

また、別の日にはDeNAとヤマト運輸が「ロボネコヤマト」という開発プロジェクトを共同で行うことを発表しました。最初はDeNAの最適経路計算技術をヤマト運輸の配送に利用するところから始めて、いずれは自動運転配送も視野にしているとのことです。

自動運転が実現したら、将来は「運転手」という職業はなくなってしまうのかもしれません。
幸いなことに、弊社で行っているロール曲げ加工は多品種少量生産で職人的な要素も強いため、ロボットに置き換えられてしまうには比較的時間がかかると予想できます。
しかし、いずれシンギュラリティー(人工知能が人間の知能を超える瞬間)が来るとするならば、遅かれ早かれ同じ運命なのかもしれません。

職種によってロボットに置き換えられやすいかどうかは違うと思いますが、どんな職種でも、上で出てきたようなロボット社員は真っ先にロボットに置き換えられてしまうでしょう。なぜなら、同じ仕事をするのであれば、疲れを知らないロボットの方が会社にとってメリットが大きいからです。

また、ロボット社員ばかりいるロボット会社は、事業を続けていくことはできないでしょう。そんな会社に仕事を出すよりロボットを導入した方が効率がいい、となってしまうからです。

ロボットに負けない会社になるために、そして社員自身のためにも、危機意識を持って社員教育に取り組まなければと感じさせられました。

(参考)
我が子を「ロボットに負ける人間」にしてしまう親の特徴5
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160703-00018363-president-bus_all&p=3

ヤマト運輸とDeNA、自動運転配送も視野の「ロボネコヤマト」始動
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/072002150/

2016年7月21日木曜日

ブログ→Twitter連携の再設定

先日、ブログを投稿したら自動的にTwitterにツイートされるように設定をしました。

ブログ → Twitter
・ブログ記事を書けば自動的にTwitterに投稿(そして上の設定があるのでさらにFacebookに投稿)
・実際には、ブログ → Feedburner → Twitterという流れ
・Feedburnerにブログのフィードを登録して、Publicize設定でTwitterと連携

この設定で1度はうまく動作したのですが、ここ数日は自動ツイートがされない状態が続いてしまっていました。
ネットで調べてFeedburnerの設定をいろいろ変更してみたのですが、解決できず・・・。

特にFeedburnerにこだわりがあるわけではなく、時間がもったいないのでIFTTTというサービスに乗り換えることにしました。

Feedburnerと比べて良いと感じたところは、IFTTTはログを表示する機能です。
例えば何分前にフィードのチェック+自動ツイートが実行されたのか、といったことがわかります。

Twitter以外にもいろいろと連結できるようなので、また時間がある時に試してみたいと思います。

らせん曲げ

一般的に、ロール曲げ加工では鉄やステンレス、アルミ、チタンなどの金属の板を円筒状に曲げます。


上の写真に写っている白いものがステンレスの円筒とテーパー管(上下で直径の違う筒)です。
また、写真の黒い方(鉄)の加工品のように、半円に満たないような形状もあります。

そんな中、時々珍しい加工の依頼が入ることがあり、「螺旋(らせん)曲げ」もその一つです。


らせん階段のてすりやスクリューの部品などに使われます。

一方、こちらはさらに珍しく、らせんのテーパー管です。


さらに、らせんで、テーパーがついていて、曲げ半径が段々変わっていくという世にも珍しい形状に曲げたこともありました。



弊社の経営理念には「円筒成型技術で社会の発展に貢献し、・・・」という文言があります。
今後も技術力を高めて、難しい円筒曲げのニーズにも応えていきたいと思います。

2016年7月18日月曜日

極厚ロール曲げ

小さな町工場である弊社ですが、日本で弊社にしかない「極厚ロール曲げ加工」という技術があります。



20年ほど前、特定のニーズに応えるために特別な機械を導入し、独自の曲げ加工技術を磨いてきました。
一般的にロール曲げ加工というと厚みが1mm~20mm程度の金属板を曲げるのですが、弊社では厚み70mmまで曲げることが可能です。

自分のことは自分では気づきにくいとよく言われます。弊社がこの技術の特異性に気づいたのも、補助金に挑戦した時に商工会の経営指導員の方に指摘して頂いたことがきっかけでした。
おかげさまでその補助金に採択されてパンフレットやウェブサイトを作成することができ、現在も一生懸命PRをしているところです。

詳しくは極厚ロール曲げ.jpをご覧ください。

2016年7月2日土曜日

第1回富士市CNF研究会

先日、第1回富士市CNF研究会に参加してきました。



CNFとは、Cellulose Nano Fiber(セルロースナノファイバー)の略で、いま注目を浴びている新素材です。原料は紙と同じパルプで、その中に含まれる非常に細い繊維を取り出して作られます。

主な特徴は以下の通りです。

・通常はゲル状
・固めると鉄の5倍の強度になり、重さは1/7しかない

製品への応用もどんどん進んでいます。
例えば、繊維が非常に細いという特徴を利用し、消臭物質を吸着させることで消臭機能をつけたオムツなど。こちらはすでに発売済みです。

その他、以下のような製品への応用が研究されています。

・車のボディー
・タブレット、スマホなどの端末(CNFで透明のシートを作り、その上に電子回路を作って、「クルクル巻いてポケットに入れることができるタブレット」を作る等)

また、植物の繊維が原料なので、雑草や野菜の絞りかすからも作ることが可能です。
植物由来のためリサイクルもしやすく、環境にもやさしい夢の素材とも言われています。

富士市は紙のまち。同じ植物由来の物質ということで、次の産業として期待大です。

ただ、今後普及するには価格が下がることが重要とのこと。

そのためには大量生産によるコストダウンが必要で、そうなるためには大量生産するためのメリット、つまりCNFを使う製品が増えなければなりません。
一方で、価格が高いので応用製品の開発が進まない・・・という「卵が先か鶏が先か」といった状況もあるようです。

紙のまちからCNFのまちへ。

新しい産業の立ち上がりに当社としても何か役に立てることはないか、引き続きアンテナを張っていきたいと思います。

(参考)
“未来の紙”が世界を変える!? ~日本発・新素材の可能性~
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3751/1.html

2016年6月28日火曜日

ネットでの情報発信

ものづくり企業と言えば聞こえは良いですが、実際には小さな町工場でしかない弊社。
これから会社の維持・発展を目指すべく、様々な新しい取り組みに挑戦しています。

そのうちの一つが情報発信。

昨年、小規模事業者持続化補助金に採択され、初めてパンフレットを作りました。

やっぱりプロのデザインは違いますね!



ネットでの情報発信も重要だと思い、会社サイト、独自技術のブランディングサイト(極厚ロール曲げ.jp)、Twitter、Facebookページ、そしてこのブログ、と今更ながらネット関係の整備をしています。

限られた時間の中でできるだけ情報を発信できるように、下のように連携を設定してみました。

Twitter → Facebook

・Twitterに投稿したら、自動的にFacebookページに投稿
・Twitterのアプリ設定で連携

ブログ → Twitter

・ブログ記事を書けば自動的にTwitterに投稿(そして上の設定があるのでさらにFacebookに投稿)
・実際には、ブログ → Feedburner → Twitterという流れ
・Feedburnerにブログのフィードを登録して、Publicize設定でTwitterと連携

と言っても肝心のコンテンツがまだ全然ないので、効果が表れるのはいつになることやら・・・。

2016年3月8日火曜日

軽減税率

日経サイトで軽減税率についてのわかりやすいまとめ記事がありました。
 
 
『フードコートの飲食料品もレジ袋に入れるなど持ち帰れる状態で渡されれば軽減税率の対象になる。通常の機内食は外食扱いだが、格安航空会社(LCC)などの機内で持ち帰れる弁当を買えば軽減税率になりそうだ。』
『すっきりしない例も残る。持ち帰れる状態で渡されたコンビニ弁当をイートインコーナーまで運んで食べた場合は軽減税率を適用する。一方でトレーに載せて席まで持ってきてもらう場合は外食扱いで税率10%になる。』
消費者側からすれば、とりあえず「持ち帰り」で頼んでおけば、その後テーブルで食べても8%ですね。
 
たった2%。されど2%。同じものを食べるのであれば安いほうがいいに決まっています。
 
店舗側も試行錯誤して8%で済ませる方法を編み出してきそうです。
 

2016年2月4日木曜日

経営革新計画の承認

昨年12月に申請をしていた我が社の経営革新計画が1月19日付で無事承認されました。



内容は我が社独自の「極厚ロール曲げ加工」の製造・販売に関するものです。
具体的には、今は職人のカンに頼っている部分をデータ化し、品質の安定と効率化を図ります。品質を高め生産性を上げることで、プラント業界に大きく依存してしまっている現状から抜け出し、建設業界など新しい分野へも販路を開拓していけるように変化するのが目的です。
そして若い方に「この会社で働きたい」と思ってもらえるような魅力のある会社になっていきたい!

経営革新計画は承認されて終わりではありません。計画の実現に向かっていくこれからが本番なので、皆で力を合わせて前に進んでいきたいと思います。