静岡県の公式ホームページで最新の主要統計指標が公開されていました。
『県内の最新主要統計指標(平成28年9月1日)』
http://toukei.pref.shizuoka.jp/mita/documents/toukeishihyou20160901.pdf
現在若い人材を募集している弊社として一番気になったのは有効求人倍率です。
静岡県の7月の有効求人倍率は1.36倍。
職を求めている人1名に対して、1.36社の企業が競争しているということになります。
最近、知り合いの経営者の間でも「人手不足で困っている」という話がよく出てきており、
その通りの統計が出ていました。
ただ、少し調べてみたところ、この有効求人倍率という数値は非正規雇用を含んでいて、
正社員だけの有効求人倍率は(全国で)0.88倍になっているようです。
『一般職業紹介状況(平成28年7月分)について』
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000134437.html
静岡県と全国の有効求人倍率を比較すると、静岡県(1.36倍)に対して全国(1.37倍)ですので、
静岡県の正社員有効求人倍率も全国とほぼ同じ約0.88倍であると推測できます。
厳密には、上の厚労省のページに
「文中の正社員有効求人倍率は正社員の月間有効求人数をパートタイムを除く常用の月間有効求職者数で除して算出しているが、パートタイムを除く常用の有効求職者には派遣労働者や契約社員を希望する者も含まれるため、厳密な意味での正社員有効求人倍率より低い値となる。 」
と書かれており、派遣や契約社員を敢えて望む方達を除くと
もう少し高い数値にはなるようですが、それでも恐らく1倍未満でしょう。
つまり、正社員だけに注目すれば、必ずしも人手不足だとは言えない統計データが出ています。
弊社のような小さな町工場にとっては、倍率1倍でも若い人材を採用するのは難しいのですが、
1.36倍よりはわずかでも希望を見い出すことができました。
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