2021年11月30日火曜日

ロール曲げ可否自動判定

ロール曲げの可否を自動判定できるフォームを公開いたしました。

ロール曲げの可否は

①材質(降伏点)

②板厚(mm)

③曲げ径(mm)

④幅(mm)

の組み合わせで決まります。

弊社の自動可否判定フォームにこれらのパラメータを入力すると、メールで判定結果が送られてくる仕組みです。


「とりあえず今すぐロール曲げで加工できるかどうか知りたい」といった時にご利用ください。スマホにも対応しておりますので、いつでもどこからでもご利用いただけます。

材質に関しては、取り急ぎ、鉄(SS400相当)、ステンレス(SUS304相当)、アルミ(A5052相当)に対応しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ロール曲げ可否自動判定フォームはこちら

2021年10月28日木曜日

築炉用フォーマー

 山十佐野製作所では鋳造所の築炉工事で使用されるフォーマーの製作実績が豊富にあります。

中周波、高周波など、様々な溶解炉向けのフォーマーを40年以上製作してまいりました。

代表的な形状は以下の画像の通りです。




1ton未満の小さな溶解炉用から25ton炉のような大きなものまで、様々なサイズの製作実績があります。
材料を調達してからの穴あけ、曲げ、溶接、外面グラインダー仕上げの一連の加工を全て社内で行うため、単納期で対応可能です。

・緊急に築炉工事が必要になってしまった。

・普段の仕入先が忙しくて工期に間に合わない。

など、お困りの際にはぜひご相談いただけますと幸いです。

2021年10月16日土曜日

事業継続力強化計画の認定

 弊社は令和2年度に事業継続力強化計画の認定を受けております。

自然災害や感染症拡大などが発生した際に、サプライチェーンへの影響をできる限り抑えることが目的です。

今後もお客様の納期へのご要望にお応えできるよう尽力いたします。



2021年8月3日火曜日

アーク溶接技能者資格の取得

弊社では現在積極的に溶接技能者資格の取得を進めております。

(株)山十佐野製作所ブログ: ステンレス鋼溶接技能者資格専門級の取得 (yamajusano.com)

(株)山十佐野製作所ブログ: ステンレス鋼溶接技能者資格 (yamajusano.com)

この度、3名が新たにアーク溶接技能者資格(T-1F)の取得をいたしました。

1名は同時にT-1P(全姿勢の専門級)も取得しております。


お客様のお役に立てるよう、今後も引き続き技術力の向上に努めます。

2021年6月16日水曜日

3DのPDFが開けない時の対処方法

 3Dコンテンツが含まれるPDFファイルは大抵のパソコンにインストールされているAdobe Acrobat Reader DC(無料)で開くことができます。手順は以下の通りです。

1)ファイルを開くと、「マルチメディアおよび3Dコンテンツは無効になっています。この文書を信頼できる場合は、この機能を有効にしてください。」というメッセージが表示されます。


2)メッセージの右にある「オプション」をクリックし、「常にこの文書を信頼する」をクリック。



3)すると、メッセージが消えて真っ白な画面だけが表示されます。その真っ白な部分をどこでもいいのでクリック。



4)すると、3Dコンテンツが表示されます。


(以下、補足)

3Dコンテンツは拡大、縮小、回転することが可能です。




また、断面図を表示することも可能です。

(ツールバーの右端にある「クロスセクションを表示」をクリック)



練習用としてサンプル3D PDFファイルをご用意いたしました。

ここを右クリックして「名前を付けてリンクを保存」してご利用ください。

(注意)ブラウザ内では3Dコンテンツは表示できません。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、Adobe Acrobat Reader DCで開いてください。

2021年5月28日金曜日

自動グラインダー装置による開先加工

 ものづくり補助金で導入した自動グラインダー装置の加工風景です。

自動グラインダー装置による開先加工(音量注意) - YouTube

厚さ55mmのステンレス板の開先加工(面取り加工)を行っております。

レールにセンサーが付いていて、端まで行ったら往復するように設定しています。グラインダーについたセンサーが圧力を感知し、自動的に深く削っていきます。

・手作業より圧倒的に楽に早く加工できます。

・フライス等の機械加工と比較して安価で済みます。ベッドの大きさによる板サイズの制限もありません。

・プラズマで斜めに切断するより断面がきれいで、厚みに制限もありません。

・平らではない板でも開先を取ることができます。(例えばつかみしろとして余長をつけて曲げた後、余長を切断し、最後に開先を取る工程でもこの機械で加工可能です。)

同じ装置で自動的にビードカットもすることも可能です。(センサーで感知して自動的に平らにビードカットします。)


平らではない板の開先加工やビードカットは、従来は手作業でマンパワーに頼ってしまうことが多く、生産性が低い原因となっておりました。

弊社ではこのように先端設備を導入して常に生産性向上を図っております。単純な重労働を極力減らし、社員には高度な技術を要する加工に専念してもらうことを目指します。そのことが、お客様のためのコストダウンや品質向上に繋がるからです。

貴社に貢献できるよう今後も尽力いたしますので、ぜひお声をおかけいただけますと幸いです。

S50Cのロール曲げ(割れ)

 S50CやS45Cといった炭素鋼のロール曲げ加工では、曲げ前の焼鈍をお願いしております。

炭素量の多い材質の場合、焼鈍せずにロール曲げを行うと板が割れてしまうことがあるからです。

板の個体差や曲げ形状など、条件によっては焼鈍せずにロール曲げしても割れないこともあります。ただし、割れてしまった場合に材料の保障はいたしかねますので、焼鈍していただくことをお勧めいたします。

以下、S50Cの板を焼鈍せずにロール曲げするとどのように割れてしまうのか、試した時の動画です。ご参考にしていただけますと幸いです。

ロール曲げ(S50C焼鈍無し材が割れるところ) - YouTube

2021年4月3日土曜日

.SGDファイルを開く方法

以前にお客様から.SGDファイルをいただき、初め何のファイル形式なのかわからなかったことがあったため情報をシェアしたいと思います。

とりあえずメモ帳で開いてみたところ、バイナリファイルでしたが

AR_CAD.・  ・  x愬・XT・ニソ・トヘフ\p゚PfPAIFEST 41ワ5ヘLsヒツ]ヒr_pKュワ33Kハ

のように、最初の方にAR_CADの文字列を見つけました。

そこで検索してみたところAR_CADという無料のCADソフトがあるとのこと。

以下のサイトからダウンロード・インストールしてみたところ、無事に.SGDファイルを開くことができました。

ダウンロード【AR_CAD(二次元汎用CAD)】 :: (shfweb.com)

同じように困ってしまった方のお役に立てば幸いです。