2025年9月23日火曜日

隙間(ルートギャップ)を空けてロール曲げできますか?

 隙間(ルートギャップ)を空けてロール曲げすることは可能です。固定するために、ブリッジと呼ばれる板を使って固定する方法があります。



ルートギャップが図面通りになっているかどうかは隙間ゲージで検査をします。


このように、山十佐野製作所ではブリッジ板を使ってルートギャップのあるロール曲げ加工にも対応可能です。ぜひご相談ください。




エビ管のロール曲げ

ロール曲げ加工で、通称エビ管と呼ばれる配管・ダクトの接続部品を製作することができます。

エビ管を製作する際、上手くスリット(ミシン目)で1枚の板にまとめると、材料費と曲げ加工費を節約することが可能です。

上図のようにスリットで1枚にまとめた板をロール曲げし、その後スリットでばらして組み立てると、溶接の継目がちょうど互い違いの位置に来ます。
材料費の節約、曲げ加工費の節約、さらに十字溶接の回避と、一石二鳥ならぬ一石三鳥です。

山十佐野製作所ではエビ管の展開からロール曲げまで対応することができます。また、社内や協力業者で組立溶接まで行うことも可能です。エビ管でお困りの際にはぜひお声掛けください。