金属は曲げた時にバネのように元に戻ろうとするスプリングバックという現象が起こります。(詳しくはロール曲げのスプリングバックをご参照ください。)
そのため、ロール曲げ可能な直径はトップロールの直径より大きくなります。
例えばベンディングロール(ロール曲げの機械)のトップロールがΦ300の時、Φ300にロール曲げすることはできません。無理にそれ以上曲げようとすると、麺棒で生地を伸ばすのと同じように板が伸びてしまうこともあります。
なお、弊社のロール曲げ可否自動判定ページではスプリングバックも考慮してご希望の寸法のロール曲げ加工が可能かどうかを簡単に判定することができます。ぜひご活用いただけますと幸いです。