2020年12月10日木曜日

エビ管の製作

エビ管の製作をいたしました。



エビのように見えることから通称エビ管と呼ばれております。
写真のエビ管は材質SS400、板厚4.5mm、直径Φ540、曲がりR540、5分割品です。

似たような製品で配管継手のエルボがありますが、エルボは金型プレスで作るため、サイズの規格が決まっております。
一方でエビ管は板厚、直径、曲がりR、角度、分割数が任意で設定できますので、規格品のエルボで対応できない場合にご検討ください。

2020年11月19日木曜日

ステンレス鋼溶接技能者資格専門級の取得

以前に溶接技能者資格の取得を積極的に進めている記事を書かせていただきました。

この度、1名がステンレス鋼溶接技能者資格「Tig溶接 専門級TN-P」に合格、また別の1名が新たに基本級TN-Fに合格することができました。TN-Pは全姿勢で裏波溶接を行える技能の証明となります。

今後も引き続きお客様のご要望にお応えするための技術を磨いてまいります。



2020年8月29日土曜日

経営革新計画の承認

この度、弊社の経営革新計画が承認されました。

静岡県商工会連合会のサイトでも紹介していただいております。

http://www.ssr.or.jp/kakusin/%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be%e5%b1%b1%e5%8d%81%e4%bd%90%e9%87%8e%e8%a3%bd%e4%bd%9c%e6%89%80/

今回は開先加工にフォーカスした計画となっております。計画の実現に向けて今後も邁進していく所存です。

ロール曲げ加工はプラント向けの部品がメインのためほぼ溶接が付随しており、したがって溶接のための開先加工も付随してきます。弊社では曲げ加工だけではなく開先加工も承ることが可能です。また、大きな板を効率的に加工できる機械を所有しておりますので、開先加工だけでもお気軽にお声掛けください。

2020年7月20日月曜日

リモート商談

コロナウィルスの影響で今までのような対面での商談や打ち合わせが難しい状況が続いております。製缶板金において製作に関する情報は全て図面に含まれているはず、とは言え、やはり図面だけで理解しきれないことも出てきてしまうのが現実です。
弊社では先日初めてZoomというツールを使って首都圏のお客様とリモート商談をさせていただきました。Zoom自体は使い慣れていることもあり、画面共有機能を使ったりして効果的なコミュニケーションが取れたのではないかと感じております。
コロナ時代、今後はリモートでの打ち合わせが当たり前になっていくことを見据えて、現在3D-CADの導入も進めております。お客様がどこにいてもお役に立てるように、今後も努力を続けてまいります。

3Dモデル(イメージ)

2020年6月9日火曜日

ステンレス鋼溶接技能者資格

ロール曲げ加工は板巻き管を製作するために使われる技術です。以前は曲げるだけの引き合いが多かったのですが、最近はお客様から「溶接までやってほしい」というご要望をいただくことが増えてきております。
今までもそうしたご要望にはできる範囲でお応えしておりましたが、より安心して弊社にご用命いただけるよう、現在「溶接技能者資格」の取得を積極的に進めているところです。
おかげさまで今回はまずステンレス鋼溶接技能者資格(ティグ溶接 TN-F) を取得することができました。
今後もお客様のお役に立てるよう、引き続き技術力の向上に努めてまいります。


2020年4月1日水曜日

Zoomによる打ち合わせにも対応いたします。

製缶加工の打ち合わせにおいて、実際に会って図面を見ながら話した方が間違いが少ないというのは確かだと思います。
しかしながら現在、コロナウィルスに感染しないために3つの「密」を避けることが重要だと言われています。1つ目は換気の悪い密閉空間、2つ目は多数が集まる密集場所、3つ目は間近で会話する密接場面です。
実際に会って打ち合わせをするには、現地に赴くまでの移動にも感染リスクがあり、また3つの密のうち少なくとも3つ目の間近での会話は避けようもありません。
そこで、お客様の感染リスクを減らしつつ、実際に会って打ち合わせをするのと同じぐらいの間違い防止効果を期待できる方法として、弊社ではZoomを使ったオンラインでの打ち合わせにも対応しております。
もしご要望がございましたら、ぜひお気軽に問い合わせフォームからご用命いただけますと幸いです。

配管サイズと呼び径

配管サイズを表す方法に呼び径というものがあり、JIS規格においてA呼称・B呼称という2通りの呼び径が定められています。例えば100Aであればパイプの外径が114.3mmという意味です。通常の生活では使わないので、慣れるまでは「いったい何ミリのことなんだろう?」となります。
以下に、1000A(40B)までの表を作ってみました。

A呼称 B呼称 外径(mm)
100 4 114.3
200 8 216.3
300 12 318.5
400 16 406.4
500 20 508.0
600 24 609.6
700 28 711.2
800 32 812.8
900 36 914.4
1000 40 1016.0

ロール曲げは規格に無い任意サイズの鋼管を製作することが多いのですが、A呼称やB呼称があるような規格サイズのパイプをお願いされることもあります。それは、短いパイプが1本だけ必要といった時には、規格パイプを購入するよりロール曲げ(板巻き)で製造した方がコストを抑えることができるからです。
もし「鋼管が欲しいが規格品は長すぎてもったいない」といった時にはぜひご相談ください。

2020年1月28日火曜日

令和元年度補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業」

令和元年度補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の事務局の公募要領が中小機構のウェブサイトで公開されていました。2020年もIT補助金があるようです。
また事務局向けの公募要領しか公開されていないため詳しいことはわかりませんが、参考資料の公募要項を見ますと、今年はA型・B型といった分類はなく、補助率1/2・上限450万円の1種類のみとなるようです。




(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009yg7.html

令和元年度補正予算「小規模事業者持続的発展支援事業費補助金(小規模事業者持続化補助金事業)」

令和元年度補正予算「小規模事業者持続的発展支援事業費補助金(小規模事業者持続化補助金事業)」の事務局の公募要項が中小機構のウェブサイトに載っておりました。2020年も持続化補助金があるようです。
例年通りの一般型(上限50万円)に加えて、ビジネスコミュニティー型(上限50万円)という枠があるようです。公募要項によりますと、「間接補助事業者の うち地域の若手経営 者等又は女性経営者 等のグループによる 取組等の経費」となっております。



(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009ydv.html

令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」

令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」の事務局の公募が中小機構のウェブサイトで出ておりました。2020年も「ものづくり補助金」があるようです。
まだ事務局の公募要領しか出ておりませんが、参考資料の公募要項を見ますと、昨年まであった「小規模型(上限500万円)」が無くなって、「一般型(上限1,000万円)」と「グローバル展開型(上限3,000万円)」になるようです。その他、ビジネスモデル構築型(上限1億円)というものもあります。
「一般型(上限1,000万円)」と「グローバル展開型(上限3,000万円)」に関しては、小規模事業者が補助率2/3に対して、中小企業は補助率1/2となっております。リソース的に高額な外部コンサルを利用しづらい小規模事業者にとっては、中小企業と同じ土俵で戦わなければならないという厳しい状況になりそうですが、その代わり採択されれば補助率で優遇されるということのようです。






(参考)
https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009ybj.html

2020年1月12日日曜日

ロール曲げ加工の(曖昧な)専門用語について

ロール曲げ加工に関する専門用語がいくつかあります。中には正式な用語ではなく、職人たちが長年使ってきた曖昧な言葉が含まれることもしばしばです。



Φ(まる、ふぁい、ぱい)
直径のこと。ギリシャ文字のΦ(ファイ)に似ているのでPCではΦで表すことが多い。
円周率のπとの混同からなのか、ぱいと呼ばれることが多い。

R(あーる)
半径のこと。英語で半径を意味するRadiusの頭文字。

L寸(えるすん)
パイプでいう長さのこと。英語で長さを意味する(Length)の頭文字。

高さ(たかさ)
L寸と同じ。工場のタンクなど、垂直に設置される状態を想定するとイメージしやすい。

H(えいち)
恐らく高さ(Height)の頭文字から来ていると思われる。

継目(つぎめ)
板を曲げてパイプ状にした時の円の繋ぎ目のこと。

R曲げ(あーるまげ)
完全な円ではなく、半円など任意の角度分だけ曲げる加工。

長手(ながて)、幅(はば)、L(える)、長さ(ながさ)
4つとも人によってL寸を意味したり円弧を意味したりする。誤解が生じやすく、特にR曲げの場合は曲げ方向が違ってしまうので非常に注意が必要。なお余談だが、Hという記号を使っている人の中には、Hは幅(Haba)の頭文字だと思っている人もいるかもしれない。

表(おもて)、裏(うら)
パイプ形状をイメージして、一般的には外径面が表、内径面が裏になる。ただし、R曲げの場合は外径面が製品の裏側に隠れることもあるので、どちらが表でどちらが裏なのか誤解が生じやすい。曖昧さがない表現としては、外径面・内径面や、外R側・内R側などの呼び方がある。

リング曲げ(りんぐまげ)
指輪のようなリングをロール曲げで作るという意味で使う人と、円盤のようなリングをフランジ曲げで作るという意味で使う人がいる。誤解を生じやすいので使わない方が無難。

パイプ曲げ(ぱいぷまげ)
パイプを曲げるという意味で使う人と、板を曲げてパイプを作るという意味で使う人がいる。前者の方が一般的な使われ方なので、ロール曲げを意図してのパイプ曲げという呼び方はしない方が無難。

半割(はんわり)
一般的にはパイプを半円2つに割った形状のことを指す。

縦割り(たてわり)、横割り(よこわり)
横に寝た状態のパイプをイメージしているのか、垂直に立った状態のパイプをイメージしているのかによって意味が変わってしまう。半割を意味する場合と、L寸を分割する場合と、両方が考えられるので注意。



長く業界に携わっている方ほど自分の呼び方が当たり前だと思っているので、誤解が生じやすくなります。加工間違いを防ぐためには、できるかぎり簡単でも良いので絵を描いて曖昧さを無くすことが必要です。